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マーリーン・ズック『性淘汰』

性淘汰―ヒトは動物の性から何を学べるのか(2008/10)マーリーン ズック商品詳細を見るamazonに読書記掲載。(NGワード:売春、オーガズム)読書記に書かなかった論点を二つ。著者は、エコフェミニズムの主張に対して率直な科学者としての見解を述べている。エコフェミニズムによれば、科学革命が自然の脱魔術化をもたらし、生き生きした自然を機械的な受動的なものに置き換えた。デカルトやニュートン力学の機械論的見方は、自然の...

北添裕己『SEからコンサルタントになる方法』

SEからコンサルタントになる方法(2008/01/31)北添 裕己商品詳細を見るもとい、内容はむしろ「SEからプロジェクトマネージャー(あるいはPMO)になる方法」だ。評価の高い本だが、自分にはあまり感じるところがなかった。それはもう分かっていることだからか、自分が理解できるだけの状態にないからか。ときにどうもアクセンチュア出身の人の書く本って何だか変な雰囲気がいつもする。この感覚は何だろう。...

ジョセフ・ルドゥー『エモーショナル・ブレイン』

エモーショナル・ブレイン―情動の脳科学(2003/04)ジョセフ ルドゥー商品詳細を見る脳において情動を成立させるメカニズムについて。情動emotionであって感情feelingではない。危険に出会ったときに心拍数が上がったり、毛が逆立ったり、立ちすくんだりするような直接的反応についてであって、恐怖「感」についてではない。この二つを区別することが本書のポイント。つまり著者は、情動を認知から分類する、「情動を認知という怪物...

チャン・キム、レネ・モボルニュ『ブルー・オーシャン戦略』

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)(2005/06/21)W・チャン・キムレネ・モボルニュ商品詳細を見るとても有名な本。かなり面白かった。ポイントが素晴らしくまとまっているし、実例を交えた論の展開も巧妙。ゼロサムゲームの血みどろの戦いを繰り広げるレッド・オーシャンから、まだ競争相手のいないブルー・オーシャンへ。いかにしてブルー・オーシャンを見つけだし、その戦略に沿っ...

ジャック・デリダ『精神について』

精神について―ハイデッガーと問い(1990/05)港道 隆商品詳細を見るデリダのハイデガー読解。デリダの文章はかなり濃密で、背景知識をふんだんに要求するので、ある程度なじみのあるテーマでないとまったく分からない。だがなじみのテーマなら、極めて面白い。その濃密な理論展開についていくと爽快感を覚える。個人的にハイデガーは原典でも翻訳でも主要著作は読んだので、とても面白く読めた。ただ、トラークル読解は読んだことが...

ピーター・ドラッカー『未来企業』

未来企業―生き残る組織の条件(1992/08)P.F. ドラッカー商品詳細を見る何冊も読んで、ようやくこの人の話の筋が分かるようになってきた。自分のものになるにはまだまだかなりの時間がかかりそうだ。ポイントだけ列挙。アメリカが日本の米市場の解放を求めるのはまったく馬鹿げている。日本が米市場を閉鎖し、国内米価を高く維持し続けていることのほうがアメリカの利益になる。なぜなら、日本人は米が食べたいが高くてあまり買えな...
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