Entries

スポンサーサイト

猪飼篤『なっとくする生化学』

なっとくする生化学 (なっとくシリーズ)(2003/05/16)猪飼 篤商品詳細を見るこの本は最高に面白い。生化学の入門書で、主に大学初年生を相手に平易に語ったもの。生化学というと様々な分子や反応の羅列になってしまいがちなのだが、漫画タッチの絵を織り混ぜつつ面白く書かれている。これなら興味を持って読み進めていけるだろう。ミトコンドリアでのTCA回路によるATPの大量生産と、水素イオンの浸透圧・電位差を用いたADP/ATP変換...

伊藤洋『財務コーチング』

財務コーチング―最少のエネルギーで財務の要諦を押さえる85のポイント (アクション・ラーニング・シリーズ)(2003/11)伊藤 洋商品詳細を見る本の題名がやや堅いので、財務会計の入門書とは見られないかも知れない。だが、財務会計の本としてまず一番に推したいような本で、とてもうまく書かれている。経営資源の最小の投資で最大の利益を産み出そうとするのが企業活動だが、本書はその活動を財務諸表の基本的な理解を通して浮かび上...

ニッコロ・マキアヴェッリ『君主論』

君主論 (講談社学術文庫)(2004/12/11)マキアヴェリ商品詳細を見る言わずもがな、マキャヴェリの君主論。様々なリーダーが乱立した16世紀イタリアにおいて、新たに君主となった者がどのようにしたらその権力を維持しうるかを書いたもの。平時におけるリーダーシップというよりは、戦時においてのものを念頭に書かれていると言える。焦点は法維持暴力よりも法措定暴力に当たっている。いわゆるマキャベリズムもその点から評価され...

みんなの就職コンサルティングキャリアグループ『コンサルティング業界仕事と戦略』

コンサルティング業界仕事と戦略-強いコンサルタントへの道-(2003/04/25)みんなの就職コンサルティングキャリアグループ商品詳細を見る2003年刊なのでだいぶ古い本。10円で拾ってきたので片手間で読んでいた。いまとなっては存在しない(改名した)ファームも含まれているし、そもそもコンサルファームではないのでは(SIerだろう)という企業も含まれている。内容としては業務内容、各ファームの特色、各トップへのインタビュー、...

山本統一『SEが基礎から学ぶ金融システムの教科書』

SEが基礎から学ぶ金融システムの教科書(2010/09/18)山本 統一商品詳細を見る金融システムの本。銀行のみならず、保険、証券、ノンバンクまで広く扱われているのはとてもよい。書いてあるのは基本的に金融業界の業務知識。つまり、各種金融機関がどのような業務を行っていて、どうやって収益を上げているのかについて。銀行の三大固有業務である預金・貸付・為替の仕組みを基本から解説している。保険については根本原則として大...

エリヤフ・ゴールドラット『クリティカルチェーン』

クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?(2003/10/31)エリヤフ ゴールドラット、三本木 亮 他商品詳細を見るかのTOCをプロジェクトマネジメントに応用したもの。他の本と同じように小説形式をとって語られている。サイドストーリーとしてテニュアを獲得できるかの瀬戸際という大学教授の話が組み合わされている。製造業の生産工程を典型例として展開されたTOCは、在庫の管理に重点を置いていた。全体...

内村鑑三『代表的日本人』

代表的日本人 (岩波文庫)(1995/07/17)内村 鑑三商品詳細を見る原著1908年。内村鑑三が代表的と考える5人の日本人を西洋に紹介する意図を持って、もともと英語で書かれた本。5人の日本人とは西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮を指す。この時期、同様の意図をもって日本を世界に紹介し、その後の日本人像の構築に大きく寄与した本が他にもある。新渡戸稲造『武士道』、岡倉天心『茶の心』である。これらに共通すること...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。