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張紀久夫『岩波講座 物理の世界 物質科学の展開〈8〉光と物質』

岩波講座 物理の世界 物質科学の展開〈8〉光と物質(2003/02/27)張 紀久夫商品詳細を見る光と物質についての80ページほどの短い本。物質は光のエネルギーを受けてエネルギーを吸収したり、また崩壊や様々な原因でエネルギーとして光を放出して変化したりする。マクスウェル方程式をその基本構造を表現するものとして取り上げ、後は様々な現象を扱う。量子論の話はもちろん出てくるが、基本的に数式は控えられている。「物質は電気的...

今谷明『室町の王権』

室町の王権―足利義満の王権簒奪計画 (中公新書)(1990/07)今谷 明商品詳細を見る室町幕府の第三代将軍、足利義満の野望を描いた本。その野望とは天皇に取って代わることであり、この野望は「その規模・スケールの大きさといい、計画の周到さといい、他の例に類を見ない底の事件」(p.156)である。このような野望を抱き、実現の直前まで行った人物は足利義満しかいない。他の武家政権(北条氏であれ徳川氏であれ)は、実質的に政治は...

加藤進昌編『看護のための最新医学講座 第12巻 精神疾患』

看護のための最新医学講座 (第12巻)(2002/02)日野原 重明、井村 裕夫 他商品詳細を見る看護系の学生が勉強しているのをよく見かける標準テキストシリーズから、精神疾患の巻。精神疾患の概要から医療機関、社会、家庭などの治療環境、CT/MRI/SPECTなどの検査の概要、そして個々の疾患について。個々の疾患で取り上げられるのは幼児期疾患、摂食障害、せん妄、身体疾患による障害、アルコール・薬物依存、精神分裂病(本書では統合...

森隆行『外航海運概論』

外航海運概論(2010/03/28)森 隆行商品詳細を見る外航海運について一通りの事項を解説した本で、この分野の標準的な教科書のようだ。大学で使われるテキストだと思われる。日本および世界の外航海運の歴史を初めとして、定期船・不定期船、コンテナ船・バラ積み船・自動車船などのカテゴリごとに業界の構造や問題点が述べられる。具体的な歴史や船の話のところは読んでいてすんなり入るが、契約のところと保険に関しては事項の羅列...

ヴラディミール・ジャンケレヴィッチ『ドビュッシー』

ドビュッシー―生と死の音楽(1999/09)ヴラディミール ジャンケレヴィッチ商品詳細を見る[...]甘やかな春の宵が、静寂の中でささやき、開け放たれた窓から木々の花の香とともに忍び込んでくる。それこそドビュッシーの音楽の本領が発揮されるときだ。結局それは、生と死の連帯、われわれが運命づけられている非在、存在のワクワクするような豊穣さをわれわれに告げているのである。その音楽は、神秘と詩の言葉によって、この世で何よ...

ミラン・リポヴァチャ『すごいHaskellたのしく学ぼう!』

すごいHaskellたのしく学ぼう!(2012/05/23)Miran Lipovača商品詳細を見る関数型プログラミング言語について何か読んでみようと思って手に取った。これはHaskellの入門書で、文体もとてもポップだし、不思議なイラストがたくさん出てくる。理解のしやすさはまあまあだろう。個人的には型クラスについてもう少し説明してくれればよかった。関数型言語なので何度呼び出そうがまったく同じ答えが返る。手続き型言語ならその実行時の状...
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