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久納信之『強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則』

強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則(2007/06/12)久納 信之商品詳細を見るITILの概要について記したもので、とても評判の良い一冊。確かに概要レベルではかなりよくまとまっていて、ITIL入門としては最適だろう。執筆年代からITIL v2についてのもの。この本は各章について、基礎解説と一問一答との二つの部分に分けて書かれている。基礎解説ではITILの記述について語り、一問一答では実際にそれを使おうとすると何がポイン...

檜垣立哉『ドゥルーズ入門』

ドゥルーズ入門 (ちくま新書)(2009/04)檜垣 立哉商品詳細を見る主にガタリと協働する前のドゥルーズについて、特に『差異と反復』と『意味の論理学』という二つの重要な著作にフォーカスしてその思想を読み解こうとした本。この二書の位置づけと、そこからガタリと協働した後の思想との違いについては、きちんとした視点を持っていて参考になることは多い。冒頭は主にベルクソン、ニーチェ、スピノザからドゥルーズの初期思考や通...

プロシードITAMグループ『ITIL入門』

ITIL入門―ITサービスマネジメントの世界標準フレームワーク(2004/11)プロシードITAMグループ商品詳細を見るいまとなっては古い本だが、ITILについて日本で早い段階で体系的に解説した本。昔の本なので、ITILv2の話が書いてある。ITILが生まれた背景、フレームワークの押し付けではなくて目的を持って導入することの必要性(p.24f)を説く。ITILの中身については重要と思われる箇所を抜き出す形で解説されている。ITILの実装として、I...

井上達夫『普遍の再生』

普遍の再生(2003/07/25)井上 達夫商品詳細を見る過去をヒステリックに否定するか、過去をファナティックに賛美するか、過去に全く無関心であるか、この退屈な場末の映画館の三本立て興行も、そろそろ打ち上げにしよう。我々の原寸大の過去と、背筋を伸ばして向き合い、謙虚さと厳正さとをもって、対決し、対話しよう。いまからでも遅くない。我々のかけがえのない過去に対して、本当に責任ある態度を取ろう。(p.59)『普遍の再生』...

久納信之『ITIL V3実践の鉄則』

ITIL V3実践の鉄則(2010/02/03)久納 信之商品詳細を見る最近つとに話題になっているITIL(Information Technology Infrastructure Library)の第3版について、日本の第一人者による本。実践の法則と謳っているが、特に実践的な内容が多く盛り込まれているわけではない。むしろ、ITIL第3版の基本的な考え方や強調点・独自性、第2版との違いがきちんと述べられている。ITIL自体は大部のドキュメントのため解説はどこを取捨するかとい...

ミシェル・タルデュー『マニ教』

マニ教 (文庫クセジュ)(2002/02)ミシェル タルデュー商品詳細を見るマニ教についての概説書。マニ教の創設者であるマニの伝記から始まり、マニ教において聖典とされる書物をはじめとする教義文書について、マニ教の宗教共同体の特質について、そしてマニ教の世界神話について記されている。前3世紀に現在のイランで生まれたマニ教は、ゾロアスター教やペルシャ文化の背景を強く読み込む見方と、マニ自身が没頭したキリスト教の背...

森茂暁『室町幕府崩壊』

室町幕府崩壊 将軍義教の野望と挫折 (角川選書)(2011/10/25)森 茂暁商品詳細を見る室町幕府の第6代将軍である足利義教(1394-1441)を扱った書物。この人物は当初は出家して僧侶となっていたが、前代将軍の足利義持の死去を受け、何と石清水八幡宮でのクジ引きで後継の将軍に選出された。慌ただしく還俗、元服、将軍就任したが、そんな経緯では権力基盤が脆弱なのは容易に想像が付く。そこで足利義教は、意に沿わない者たちの領主を...
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