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倉重英樹『シグマクシス 経営論Z』

シグマクシス 経営論Z(2014/01/17)倉重 英樹商品詳細を見る会社創立5年で東証マザーズに上場したコンサルティング・ファームを率いる著者が、そのファームのビジネスモデルや、自身の来歴について語ったもの。経済や社会の動向を踏まえて、ビジネスモデルがすっきりと提示されている。かなり整理されていて、感銘を受けた。例えば冒頭にはビジネスを取り巻く四つの変化として人口増加、IT技術の進展、グローバル化、ソリューション...

佐藤卓己『歴史学』

歴史学 (ヒューマニティーズ)(2009/05/26)佐藤 卓己商品詳細を見る歴史学というタイトルだが、歴史学とは何かについて一般的に解説した本ではない。どちらかと言えば著者自身の研究歴だろうか。歴史研究を手がけてきた中で、どのような問題意識を持ち、何を読み、どう考えてきたかを語っている。著者も書くように、本書は主に大学で歴史を研究している、あるいは研究しようとしている学生に向けて書かれた本であり、「次の世代にバ...

小島孝子『3年後に必ず差が出る 20代から知っておきたい経理の教科書』

3年後に必ず差が出る 20代から知っておきたい経理の教科書(2014/03/07)小島 孝子商品詳細を見る経理業務の内容についてかなりしっかりと書かれている。経理業務のポイントとなる事項を見開き2ページで扱っているので、とても読みやすい。それぞれのテーマについて書こうとすればそれぞれ一冊になるような話題が多いため、もちろん細かいところまでは書いていないが、要点は押さえられている。経理とはどういう業務を行うのかにつ...

ハワード・マークス『投資で一番大切な20の教え』

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識(2012/10/23)ハワード・マークス商品詳細を見るバリュー投資のファンドを運営する著者が、顧客向けレターなどで語ってきた投資哲学をまとめたもの。一般的にかなり評価の高い本なので手に取ってみたのだが、あまり面白くはなかった。著者は「私の狙いは、読者がこれまでに触れたためしのない投資に関するアイデアや思考方法を伝えることにある」(p.7)としているが、あま...

佐藤卓己『大衆宣伝の神話』

大衆宣伝の神話―マルクスからヒトラーへのメディア史(1992/12)佐藤 卓己商品詳細を見る著者の院生時代の論文を集めたもの。テーマは、ドイツ社会民主党(SPD)の労働者に対するプロパガンダ戦略である。それを主に新聞や雑誌というメディアに現れたものから見ていく。テーマ設定にやや時代的なものを感じるし、日本の読者からするとずいぶんと特殊なテーマだ。SPDの前身の一つであるドイツ社会主義労働者党から説き起こし、第二次世...

筒井泉『量子力学の反常識と素粒子の自由意志』

量子力学の反常識と素粒子の自由意志 (岩波科学ライブラリー)(2011/04/28)筒井 泉商品詳細を見る量子力学における実在性の概念を巡って、平易に書かれた一冊。タイトルに「素粒子の自由意志」という怪しい文言が入っているが、まともな本だ。後述するがこの自由意志とは、決定論的でないということに過ぎない。本書はアインシュタインらの有名なEPR論文を中心として、量子力学における実在性の問題を扱う。EPR論文のポイントを紹介...

榎並利博『マイナンバー制度と企業の実務対応』

マイナンバー制度と企業の実務対応(2014/06/09)榎並 利博商品詳細を見るタイトルから想像して、マイナンバー制度導入に伴って民間企業が実務対応しなければならないことが詳説されているのかと思うと、期待外れになる。実務対応の要件は確かに書かれているが、それは序章の9つのチェックポイントと、第二章に書かれているのみ。第二章も特定個人情報保護評価についての分量が多い。それ以外は一般的な仕組みの解説、条文解説、今...

佐藤卓己『天下無敵のメディア人間』

天下無敵のメディア人間: 喧嘩ジャーナリスト・野依秀市 (新潮選書)(2012/04/27)佐藤 卓己商品詳細を見る野依秀市(本名は秀一、1885-1968)という人についての評伝。この人物は大分・中津生まれの、大正から昭和にかけての言論人で、『実業之世界』『真宗の世界』『帝都日日新聞』などの発刊人として活躍した。しかしこれらの雑誌・新聞や野依の名前も、いまではほとんど知られていない。その意味では野依は負け組メディア(p.32)の...

須田邦裕『世界一わかりやすい法人税の本』

世界一わかりやすい法人税の本(2012/06/14)須田 邦裕商品詳細を見る法人税について基本的な事項を解説したもので、タイトル通りとても分かりやすい。初めて税務事務を扱うことになった人の話として、対話形式を中心に書かれている。法人税の仕組みが持っている背景思想(法人擬制説や税負担の公平性など)を交えつつ、なぜこのような仕組みになっているのかが書かれている。例えば、制度会計上の利益と費用の考えと、税務上の益金...

日経コンピュータ編『すべてわかる仮想化大全2014』

すべてわかる仮想化大全2014 (日経BPムック)(2013/10/09)日経コンピュータ、 他商品詳細を見る仮想化について様々な人が書いたもので、概念や仕組みの紹介から事例、またインストールの仕方のような細かい記事まである。仮想化といってもここにはネットワーク仮想化、クライアント仮想化、サーバ仮想化、ストレージ仮想化と趣の違うものが並んでいる。多数の著者がいることから、記述のレベルも様々だ。まとまりは欠いているものの...
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