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大貫隆『イエスという経験』

イエスという経験(2003/10/25)大貫 隆商品詳細を見るいわゆる「史的イエス」を巡る論考。旧約聖書・新約聖書に書かれている事項をそのまま(宗教的)史実であると受け取る態度への抵抗が著者にはあるようだ。この本では様々な宗教学者の「史的イエス」を巡る論考を踏まえながら、著者自身の読みを提示する。なかでも、イエスの言動を導いた動機となった根本的な考え、そしてイエスが人々に提示した「神の国」と呼ばれる考えを巡る...

太田薫正『思考を広げる まとめる 深める技術』

思考を広げる まとめる 深める技術(2014/05/28)太田 薫正商品詳細を見るまとまりのよい良書。様々な思考術を、それぞれ考えを「広げる」「まとめる」「深める」手法として整理している。いくつもの思考術を概要、使用例、注意点などでそれぞれ4ページ程度にまとめている。「広げる」とは典型的にはブレインストーミングのように、多様なアイデアを生み出す手法。これは類似の事例から類推ししたり、具体化したり、表にして欠けてい...

志賀浩二『数学という学問 I』

数学という学問〈1〉概念を探る (ちくま学芸文庫)(2011/12)志賀 浩二商品詳細を見る数学における概念が、いかなる背景でいかにして発展してきたかを語ろうとするシリーズの一冊。この本は大きく言って実数概念の由来をたどっている。まず、自然数や整数、有理数とはじまって実数が理論的にどう定義されてくるかを述べている。ここはワイエルシュトラスのε-δ論法やデデキントの切断で実数を導入する。実数概念の簡単な導入の後、そ...

マルクス・アウレーリウス『自省録』

自省録 (岩波文庫)(2007/02/16)マルクスアウレーリウス商品詳細を見る古来、著名な本。ローマ皇帝にしてストア派哲学者のマルクス・アウレーリウスが、日々の反省の中から自分のために書き留めた警句集。基本的な線としては、過ぎ去った過去やまだ来ない未来に拘泥せず、現在いまの時点でなすべきことをなすことを目している。我々は欲にかられたり、他人に怒りを感じたりするが、そんなものは宇宙全体で考えれば小さなものでしか...

吉田伸夫『宇宙に果てはあるか』

宇宙に果てはあるか (新潮選書)(2007/01/24)吉田 伸夫商品詳細を見る宇宙物理学について書かれた一冊。宇宙の組成や歴史、恒星が輝くメカニズム、ブラックホール、元素はどうやって作られたか、等々の話題を扱っている。それらを数式を使わず、また現在主流となった見方が発展してきた歴史をたどる形で語られている。科学の歴史は単線的なものではなくて、仮説の立案とその検証の繰り返しだ。アインシュタインをはじめ、いかに天才...

森時彦、ファシリテーターの道具研究会『ファシリテーターの道具箱』

ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49(2008/03/14)森 時彦/ファシリテーターの道具研究会商品詳細を見る会議を主導する上での様々なテクニックが書いてある。アイスブレイクのやり方から、参加者の意見を出させる手法、散逸しがちな議論をまとめる手法などが紹介される。見開き2ページで収まるように書いてあるので、とても見やすい。著者も書いている通り、すべての手法をマスターするのではなくて、...
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