Entries

スポンサーサイト

EYアドバイザリー『世界トップ企業のAI戦略』

世界トップ企業のAI戦略各企業のAIを使った戦略をレポートしたもの。農業、製造業、自動車、住宅、医療という五分野を取り上げる。各分野について主要企業として2社を詳細に取り上げ、その他の企業としてベンチャーから大企業まで特徴的な動きを解説している。特徴としては各会社が出願した特許を見ていることだろう。考えているサービス展開の方向を明らかにしようとしている。AIは第三次ブームに入ったと言われる。本書では第三...

マイケル・ガザニガ『<わたし>はどこにあるのか』

〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義認知神経科学者のギルフォード講義。一般向け講義を基にしていることもあり、かなり分かりやすい。豊富な実験の実例、心の哲学など他の分野への目配せなど、レベルの高い一冊。テーマは認知神経科学から見る、自我の問題。現在の脳神経科学からして、自我という概念はどのように位置づけられるのか。そして自我に必然的に付随していくる、責任の概念についてどう考えればよいか。原...

吉川浩満『理不尽な進化」

理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ 進化論についての本、というより進化論の思想、進化論の哲学についての本。論述は生物の絶滅に関するD.ラウプの3つの区分から始まる。古生物学の研究から、現在生存している生物種はかつて存在した種の1000分の1程度だと考えられている(p.36f)。こうした種の絶滅原因をラウプは3種類に分類した。それは(1)弾幕の戦場、(2)公正なゲーム、(3)理不尽な絶滅と名付けられている。弾幕の戦場とは隕...

山下隆義『イラストで学ぶディープラーニング』

イラストで学ぶ ディープラーニング (KS情報科学専門書)深層学習について、たぶん最初に読むには適している本。基本的なニューラルネットの構造と、逆伝搬法の計算を丁寧にたどった後、CNNを扱う。ここでも逆伝搬法の丁寧な計算がある。続いてRBM。ホップフィールドネットワークの解説からボルツマンマシンにつなげている。事前学習の手段としてのオートエンコーダーを解説した後に、深層学習の様々なチューニング技術を取り上げる...

リンダ・グラットン『ワーク・シフト』

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉非常に良い本。これからの世界を変化させるどのような要因があるか。それによって世界はどのように変わるか。その時、我々の職業生活がどのように変わるか。必要とされるようになる仕事とは何か。そのような仕事を担っていくために必要な能力は何か。そうした能力をつけていくためにはどうしたらよいか。「未来を理解し、未来に押しつぶされない職業生活を切り開...

守屋悦朗『離散数学入門』

離散数学入門 (情報系のための数学)コンピューターサイエンスのための数学を基礎レベルで書いたもの。まとまりとしてもレベルとしてもとても良い本だ。集合論や帰納法の話から始まり、グラフ論、一階の命題論理と述語論理、アルゴリズムと確率を扱っている。発展的話題は著者のウェブサイトで補完するようになっている。練習問題もしっかりしており、また解答もきちんと載っている。大学一年生レベルの自習に適している。だいたい...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。