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野中郁次郎『経営管理』

経営管理 (日経文庫 (512))経営管理 (日経文庫 (512))
(1980/04)
野中 郁次郎

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経営学関係の本としては、しばらくこの人の著作を追いかけてみようかと思っている。知識創造、イノベーションなどで有名な人だが、本書は組織論。いかなる会社組織がよいのか、について。古い本だがきれいにまとまっている。

事業部制、PM、SBU、マトリックス組織といった組織そのものに重点を置いたクールアプローチ。それに対し、人は何を求めて仕事をするのかを考察し、それをかなえるような組織形態を模索する、ウォームアプローチ。この二つの要素をバランスを取りながら、論が進められる。また、環境要因が大きく取り上げられているのが特徴。変化が早く不確実性の高い環境、競争の激しい環境、成熟した産業、それぞれに適する組織形態やリーダーシップの形は違う。当たり前の話だが、これを散逸させずにしかも理論的に考察するのは、力量が必要なところ。

日本軍の八甲田山での行軍訓練、野球の監督、日本バレーのオリンピックでの活躍など、通常の経営の観点をはずれた事例を多く取り入れるのもこの人の特徴。経営学もより広い視野が必要だ。
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