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セーレン・キルケゴール『死にいたる病』

死にいたる病 (ちくま学芸文庫)死にいたる病 (ちくま学芸文庫)
(1996/06)
セーレン キルケゴール

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いまこの本を読む人は少ないかもしれない。昔はよく読まれていた。自覚的キリスト者に至る弁証法的過程。無自覚で自然的な、単なる心と身体の統一体から、神の前で目覚めた「精神Geist」へと。まさに精神現象学。

超越論的なものを分離しておいて、それを前・超越論的な領域へと外挿すること。つまり、絶望していないことは一種の絶望である。この思考法は何よりもハイデガーに結集する。自覚したキリスト者の精神は、神の前に独りで立つ。むしろ私には、だからこそ目覚めてはならないのだと考えるが。

宗教を概念的に理解しようとすることへの根本的反発(p.182f.)は、共有できるものだ。神を信じるとは、不合理なこと。確かにそれは、正気を失うことであろう(p.74)。この狂気に真剣に向き合うことが、宗教の課題である。キリスト者でなくとも、その鬼気迫る姿勢には心を打たれるものがある。
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