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門倉貴史『人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?』

人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?  角川oneテーマ21人にいえない仕事はなぜ儲かるのか? 角川oneテーマ21
(2005/11/10)
門倉 貴史

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タイトルの答えを言えば、それはまさに人にいえない仕事だから。人にいえない、つまり税務署にも申告できない。かくして所得税は取られない。年収1800万以上の最高税率なら住民税と合わせて50%が控除される。したがって人にいえない仕事なら、人にいえる仕事の倍は自分のものとなる。

BRICs諸国の経済分析を専門とするエコノミストでありながら、なぜか地下経済に詳しい著者が、所得税を始めとする税金の仕組みを解説する。特に、節税や脱税のやり方を見ることによって、税金の仕組みを逆に考える。資産管理会社や副業、風俗産業を始めとする地下経済。所得をほぼ完全捕捉されているサラリーマンに対し、半分くらいしか捕捉されていない農業従事者、まったく捕捉されない地下経済の担い手たち。その徴税の不公正性を明らかにする。

最後の著者自身の提言まではよかったが、ここが難。所得ではなく支出に課税せよと説く。著者自ら認めるとおり、実現性がない。ケインズも言うように、理論的には妥当だが、実際は不可能。1958年インド、1960年スリランカで実施されたが数年で廃止。確かに読んでいても実現性が無さそうなのはよく分かる。それ以前がかなり実体に基づいた具体的な話だったので、最後で肩透かしとなった。消費税を適正化して、所得税中心から消費税中心に移行する方がずっと現実的だろう。
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