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鈴木大介『家のない少女たち』

家のない少女たち 10代家出少女18人の壮絶な性と生家のない少女たち 10代家出少女18人の壮絶な性と生
(2008/11/10)
鈴木大介

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虐待や貧困により家庭を捨てる少女たち。売春によって生計を立てる彼女たちは「言わば現代のストリートチルドレン」(p.2)。家出少女18人へのインタビューによるルポタージュ。単に少女だけでなく、未成年売春組織の運営者や、家出少女を匿う「泊め男」へのインタビューも含まれている。また知的障害を抱える少女(の妹)を取り上げているところは貴重なものだろう(未成年ではないが)。

いじめや監禁などの過激なエピソードが本来、読ませるポイントなのだろう。個人的には家出少女とそれを使う闇風俗の2004年以降の隆盛は、一連の当局の法規制による失策だ、というところに目が止まった。2003年の出会い系サイト規制法、2004年の未成年の深夜遊戯施設への入場禁止助例、同じく2004年の通称ブルセラ条例などである(p.114f)。改正青少年健全育成条例により、深夜の漫画喫茶やカラオケボックスへの未成年の立ち入りができなくなり、その結果現れたのが、宿泊先を確保するという意味での援交であり、未成年風俗だという(p.2f)。

老人にばかり気と金を使う現代日本で、児童福祉は悲惨な状況だ。福祉どころか、与えられたのは法的規制だったわけだ。どこかで目にした次の言葉が浮かぶ。「法律に『空腹禁止』と定めても、空腹が収まるわけではない。」
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