Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/349-409f8165

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

モートン・デービス『ゲームの理論入門』

ゲームの理論入門 (ブルーバックス)ゲームの理論入門 (ブルーバックス)
(1973/09/30)
モートン.D・デービス

商品詳細を見る


ゲーム理論の一般向け解説書。原著は1970年刊なので、だいぶ古い本だ。一人ゲーム、完全情報の有限二人ゼロサムゲーム、不完全情報の有限二人ゼロサムゲーム、効用関数についてのコメント、二人・非ゼロサムゲーム(囚人のジレンマ)、そしてn人ゲームについて取り上げられている。

自分にはあまり良い本ではない。数式を用いず、様々なゲームを取り上げながら書かれているが、個々のポイントが分からない。ゲーム理論の概念があまり導入されず、知識が整理されていない。n人ゲームではやや立ち入ってvon Neumann-Morgenstein理論とAumann-Maschler理論の違いや、n人ゲームにおける協調、報復などについて述べられている。だがポイントがよく分からない。

そもそもいわゆる「ツェルメロの証明」を巡って読もうとしたのだが、その証明の説明(p.40)もよく分からない。戦略や位置といった概念が数学的にきちんと書かれていないので、どうにも読めなかった。そろそろきちんとした本を読んだほうがいいということだろう。

議論を抽象化せず概念をきちんと導入しないので、具体的すぎて分からないという、こうした本にはたまに見る一例。勧められる本ではない。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/349-409f8165

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。