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ジム・マッカーシー『ソフトウェア開発のダイナミズム』

ソフトウェア開発のダイナミズム (MicrosoftPRESS)ソフトウェア開発のダイナミズム (MicrosoftPRESS)
(1997/03)
ジム マッカーシー

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MicrosoftでVisual C++の開発を主導した著者による、プロジェクトの箴言集。主眼はチームのメンバーがその能力を発揮できるように、いかにチームを作っていくかにある。端的には次の言葉どおり。
積極的な関与を促す環境を設定し、より才能あるメンバーの速度を落とすことなく、メンバー全員を働かせるのは、複雑な事業である。この本はつまるところ、このたったひとつの問題に対処するために書かれたといっても過言ではない。(p.98)


他の本と違ってちょっと面白いのは、文学的な視点が出てくるところだ。例えば、素晴らしいソフトウェアを開発する鍵となるのは、チームの「精神psyche」と常時接触を持つことであると述べたり(p.64)、美学理論を持ち出してソフトウェア開発を語るところ(p.98-102)など。ソフトウェア開発と医療を対比して、ソフトウェア開発は医学と同じように、科学そのものではなくて「たまたま技術的な側面をもった芸術の一形態」(p.117)であるとするのも、そうした視点の延長線上にある。

他には、スケジュールの遅れは失敗でも非難されることでもなく「知的資産を作る作業における避けがたい結末」(p.159)であるとか、出荷が近づいてくると出荷できないかもと思うメンバーが出るが、これは出荷に向けたすべての作業に目が向けられ始めたことで、プロジェクトが成熟してきたことを意味していて、リーダーはそれを喜ぶべきだ(p.181f)という話などが目を引いた。

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