Entries

ロジャー・プレスマン『実践ソフトウェア工学〈第2分冊〉ソフトウェア工学の伝統的手法』

実践ソフトウェア工学〈第2分冊〉ソフトウェア工学の伝統的手法実践ソフトウェア工学〈第2分冊〉ソフトウェア工学の伝統的手法
(2000/10)
ロジャー・S. プレスマン

商品詳細を見る


第二分冊はソフトウェアプロジェクトの各フェーズ、つまりシステム構想から要件定義、設計、開発、テストまでのフェーズにおける様々な手法を扱う。さすがにソフトウェア工学のまさに核心的なところと見え、かなり充実した記述。ERD、DFDなどを用いた要求分析、ホワイトボックステストでのグラフ理論を用いたサイクロマチック数の考え方、ソフトウェアの品質を何とか測定しようとする様々なメトリクスなど、多少知っていても気づきの多いところだった。

特に、システムテストはソフトウェア全体だけでなく、それを使った運用形態、人の動きを含んだシステム全体のテストであるというポイント(p.367ff)は当たり前ながら意識していないポイントだった。通常、システムテスト(総合テスト)に当たるようなものは本書では機能テストvalidation testと呼ばれている。また、リアルタイムシステムの分析・設計と、それをどうテストするかに独立した第15章を与えているのも目を引いた。

総花的に何でもかんでも書いてみた、といった趣の本なので、その話題に馴染みがなければよく分からないところも多いのは第一分冊と変わらない。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/376-224cb761

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する