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山本統一『SEが基礎から学ぶ金融システムの教科書』

SEが基礎から学ぶ金融システムの教科書SEが基礎から学ぶ金融システムの教科書
(2010/09/18)
山本 統一

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金融システムの本。銀行のみならず、保険、証券、ノンバンクまで広く扱われているのはとてもよい。書いてあるのは基本的に金融業界の業務知識。つまり、各種金融機関がどのような業務を行っていて、どうやって収益を上げているのかについて。銀行の三大固有業務である預金・貸付・為替の仕組みを基本から解説している。保険については根本原則として大数の法則、収支相当の原則、公平の原則を挙げた上で基礎から解き起こしている。証券では四大業務であるブローカー、ディーラー、アンダーライター、セリングを中心に記載。どれもまとまりがよく、いったい何をやっている企業なのか分かりやすい。

規制の強い業界ゆえ、金融当局の意向や法律改正の動向にも着目されているのは、金融システムが安定性や安全性に重きを置く以上、とても重要な視点と感じた。

ただ、業務知識が中心の本で、金融システムとは情報システムそのものだと謳う割には情報システムの話は少ない。銀行、保険、証券の各業務知識の話が終わった後のほんの3~4ページで扱われているに過ぎない。例えば勘定系、情報系、国際系、集中系、対外系などと分類されている銀行のITシステムがいったいどんな分類で、それぞれどう接続されていて、それぞれどういう特徴やリスクがあるのか、また具体的にCAFISやSWIFTがシステムとしてどういう仕組みなのか、あるいは地銀の勘定系共同化の動向やプレイヤーは何かといったITシステムの話はほとんど聞けない。

というわけで金融業界の業務知識の基礎を押さえるにはとても良い本。しかし金融システムの本とはいえ金融ITシステムの本ではないようだ。といってもそんなことを書いた本があまりあるとは思えないが。
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