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スティーブ・オウアルライン『C++実践プログラミング』

C++実践プログラミングC++実践プログラミング
(2003/09)
スティーブ オウアルライン

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600ページ弱もあるので中級の入り口くらいまでは書いてある。だが単にC++の文法を網羅することで厚くなった本ではない。タイトル通り、プログラミングの実践的な側面について多くのコメントがある。後々でもメンテナンスのしやすい、「良い」プログラムを書くための技法(アート)。コメントをきちんと付けることの重要性。変数名についてのアドバイスまである。また、デバッグに一章割いているのは入門書には珍しい。

各所に散りばめられた、様々なエピソードも楽しい。打ち上げられたロケットが、assert文の失敗によって自爆することになったとか。

やはりC++でクラスとポインタが絡んでくると難易度が上がる。Cはそうでもないが、C++は個人的にはあまり好きになれない。どうも複雑な感じがして。Cの子孫なら、JavaやC#の方が馴染む。だがオブジェクト指向になったって、見えにくいだけでポインタは重要な役割を演じているわけで。call-by-value/call-by-nameの区別、数学的に一度きちんと学んでみようという気になった。
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プロフィール

坂間 毅 (Sakama Tsuyoshi)

Author:坂間 毅 (Sakama Tsuyoshi)
数学の哲学を専攻して研究者を目指し、20代のほとんどを大学院で長々と過ごす。
しかし博士号は取らずPh.D. Candidateで進路変更。
哲学と特に関係なくIT業界に住んでいる。

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