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タル・ベン・シャハー『ハーバードの人生を変える授業』

ハーバードの人生を変える授業ハーバードの人生を変える授業
(2010/11/18)
タル・ベン・シャハー

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52の章に分かれ、幸福な人生を送るために必要な項目が並んでいる。52という数字から分かるように、これは一年かけて実践する本。一章について今週のやること、といった様子でワークが設定されている。

およそ要約してしまうと、現状を肯定して感謝し、身の丈にあった生き方をする、といったところ。それぞれのワークをこなしながら、変化していく自分を感じながら読んでいけば違うのかもしれないが、ざっと読んでしまうと思想的に深みがなく、かなり薄っぺらい本という印象を受ける。

少なくとも哲学に関する次の2つは自分には大いに疑問の残る記述である。
18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カントは、「道徳的価値のある行為は、義務感から行われるものである」としています。とすると、「自らの利益のために何かを行うことは、道徳的な行為とはなり得ない」ということになります。(p.28)

アリストテレスの有名な無矛盾律(ある事物について同じ観点でかつ同時に、それを肯定しながら否定することはできないということ)から、論理的に「同一性の法則」を導きだすことができます。(p.144)
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