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ヨゼフ・シュムペーター『経済発展の理論(上)』

経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫)経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫)
(1977/01)
J.A. シュムペーター

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さすが古典。すばらしい名著だ。獲得した財貨を次の生産に回すだけの、通常の循環する経済。経済発展はこの通常のサイクルをうち破る、イノベーションによってなされる。イノベーションは既存のサイクルに使われるはずの財貨を、新たな生産に振り向ける。だからこのとき、既存にはない購買力が使われる。それが(資本主義においては)資本だ。資本家・銀行は、このために存在するのだ。

この時代の経済学特有の、極度の理論的純化に多少の難はある。しかし説明は明確だし、視点が面白い。理論とその説明もしっかりしており、まさに古典である。シュンペーターはこの本を出版したとき、29歳。私にはこのくらいの勢いのある若書きのほうがいい。

さすがに読むには時間がかかったが、充実した読書時間だった。
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