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モーリス・マシャル『ブルバキ』

ブルバキ―数学者達の秘密結社 (シュプリンガー数学クラブ)ブルバキ―数学者達の秘密結社 (シュプリンガー数学クラブ)
(2002/12)
モーリス マシャル

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20世紀フランスの数学者団体、ニコラ・ブルバキについての「伝記」。エコール・ノルマル出身の天才的数学者たちの軽妙なやりとり。ブルバキの成立、活動の様子、与えた影響、問題点と限界。とてもよく書かれているし、読みやすい。天才たちの真面目なふざけ方に面白さを覚える。

特に笑えたのは本当に存在した「ニコラ・ブルバキ」、つまりギリシャ人のニコライデス・ブルバキからカルタンに電話がかかってくるくだり。また数学的に興味を持ったのは、ブルバキの積分の取り扱いがルベーグ積分ではなく、ラドン積分になっていること。理由はあまり書かれていない。超関数論への動機付けになったと評価できる側面もあるとされている。また、new math運動についてはよく書かれていると思う。

総じて読みやすく、楽しく書かれた本。ブルバキ、フランス数学界に興味のある人がまず読むことを勧められるだろう。
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