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吉田伸夫『宇宙に果てはあるか』

宇宙に果てはあるか (新潮選書)宇宙に果てはあるか (新潮選書)
(2007/01/24)
吉田 伸夫

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宇宙物理学について書かれた一冊。宇宙の組成や歴史、恒星が輝くメカニズム、ブラックホール、元素はどうやって作られたか、等々の話題を扱っている。それらを数式を使わず、また現在主流となった見方が発展してきた歴史をたどる形で語られている。

科学の歴史は単線的なものではなくて、仮説の立案とその検証の繰り返しだ。アインシュタインをはじめ、いかに天才的に見える科学者でも様々な誤りがある。特に宇宙物理学のような、実験の難しい領域では突拍子もない様々なアイデアが出され議論される。この著者の書き物の特徴の一つは、そうした誤りの過程を丁寧に辿ることだ。それは単に奇妙なアイデアを嘲笑するためではなくて、そうした中からこそ定説は生まれてくるからだ(p.10-13)。

というわけで、例えば三次元球面でのアインシュタイン方程式を巡り、遠回りな計算をするアインシュタインの話(p.39)やガモフの犯した誤り(p.92)などの話が出てくる。また、ほぼ水素しかない原子の宇宙から恒星の中でどうやって各元素ができてくるのかについては、他書で読んで興味をもったものだが、本書でも興味深く書いてある。

自分自身、素粒子物理学ほど宇宙物理学に興味が薄いのか、話題が単発的でややまとまりを欠くのか、はたまた最近興味が失われているのか。ちょっと薄い読書となった。
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