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内田和成『論点思考』

論点思考
解くべき問題、論点、イシューをどのように捉えるかについて。『仮説思考』では捉えた論点をいかに解決していくかという点が述べられていた。本書ではそれに先立つ、あるいは並行する論点の設定の仕方について述べられている。正直なところ、『仮説思考』に比べてインパクトは薄い。

根本的なところを言うと、論点思考のポイント、すなわち論点をいかに捉えるかは経験と直観に求められる。論点を探ることをプロービング(探針)と呼んでいる。このプロービングには何よりも現場の一次情報が重要だ(p.120f)。一次情報で人にあたって論点を探るのは結局のところ、直観である(p.122-125)。したがって日々の問題意識の中で、設定されている問題が論点なのか疑う習慣を持つこと、すなわち経験が論点思考を育む第一要素になる(p.182f)。とはいえこれは直観の問題なので、経験をいくら積んでも論点を見極められず、コンサルタントとして大成しない人間もいるということになる(p.96, 105)。

論点を捉えるためのステップが四つある。(1)論点候補の洗い出し、(2)論点の絞り込み、(3)論点の確定、(4)全体像での確認である(p.44-47)。この順番に特徴があると著者は言う。というのも通常はまず全体像を捉え、その中で個々の問題に取り組んでいくというやり方がなされる。これではおそらく、全体のバランス取りに終始し、本当に解くべき問題が十分に取り組まれないままとなるだろう。そうではなく、まず論点を捉え、それを論点とする考えに漏れや問題点がないかをチェックする意味で全体像をツリーなどで捉える。それがBCG流のアプローチとしている(p.160)。とはいえ、論点は(1)人によって、(2)環境によって、(3)議論の深まりによって変化するから、設定されている論点が本当に論点なのかは常に検討されなければならない(p.67-73)。
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