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越野好文、志野靖史『好きになる精神医学』

好きになる精神医学 第2版 (KS好きになるシリーズ)
精神医学についての軽い入門的読み物。タッチは軽いが、中身はしっかり書かれている。ICD-10とDSM-V(とDSM-IV-TR)に基づいて、いくつかの精神病を取り上げ、病気の概要や治療法について書かれている。初めには基礎知識となる脳の構造について、PETやCTなどの検査機器についての概要記述もある。なぜか睡眠について一章が設けられているがやや浮いているようにみえる。

精神医学の本であり、現時点で分かっている発病時に脳の化学的メカニズムに焦点がある。その観点から対処法としての投薬も解説されている。ただし心理療法についても、行動療法と認知療法を中心として統計的には有意なものとして扱われている。

ざっと読むには最適な一冊。抑うつ性障害、双極性障害、不安障害くらいの違いは押さえておきたい。
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