Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/791-01d91489

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

宿輪純一『決済インフラ入門』

決済インフラ入門
銀行と証券を主とする決済のインフラについて、各国の状況をまとめた本。日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジアの事情まで経緯を含めて簡潔に記されている。決済システムに関わる人の基本文献となるだろう。とても簡潔に書いてあるので、決済に関わる基本的な考えや用語については適宜補っていく必要はある。銀行と証券の決済の仕組みについて一通り記す他、ブロックチェーンをはじめとする「新しい通貨」やフィンテックについても少し述べられている。

決済インフラはつまるところ決済リスクにどう対処するかが課題になる。リスクは信用リスク、流動性リスク、システミックリスク、法的リスク、オペレーショナルリスクに分けられている(p.180-183)。こうしたリスクが具現化した事件(リーマンショックとか)が書かれている。リスクへの対処としては、金額×期間で構成されるリスク・エクスポージャーを減らすという話になっている。リスクへの対処は教科書的には受容、転嫁、軽減、回避がある。この意味では、本書に書かれているのは軽減のみ。例えば転嫁の仕組みとして再保険などには触れられていない。ここは他書に譲るところなのだろうか。

最後は今後の展望が書かれているのだが、研究会の要旨と、著者の見解の箇条書きに終わっていてやや残念だった。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/791-01d91489

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。