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パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座』

反社会学講座反社会学講座
(2004/06/20)
パオロ・マッツァリーノ

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とてもクール。ページをめくるたびに爆笑。ここまで笑える本も珍しい。社会学はこじつけに満ちているとして、通説として語られる様々な見解を痛切に皮肉、別の見方を拓いていく。実に爽快な読書感。極論のように述べられる結論にも、納得してしまうのが不思議。

最近の若者はキレやすい、フリーターの増加は日本をダメにする、書籍市場の縮小は若者が本を読まなくなったから、少子化は日本を滅ぼす。。。こういう社会的に共有されてしまったかに見える見解を斜めから考える。通説と著者のどちらが正しいか、別に早急に決着を付ける必要もないだろう。別様に考えること、そのことが大事だ。

どんな人でも読んでみるべき本ではないか。常識に捕らわれない思考を育むために。
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