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ジェームズ・オシーア、チャールズ・マディガン『ザ・コンサルティングファーム』

ザ・コンサルティングファーム―企業との危険な関係ザ・コンサルティングファーム―企業との危険な関係
(1999/12)
ジェームズ オシーアチャールズ・マーティン マディガン

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コンサルティングファームと言えば、基本的に秘密主義でその実態は良く知られないことが多い。本書はコンサルタント、またコンサルティングを依頼した企業の人物へのインタビューが豊富。そればかりでなく、裁判での証言を資料として多く用いている。

裁判資料が多いということは、隠されがちなコンサルティングファームの悪評が描かれているということでもある。例えば、デロイトに対するフィギー社。アンダーセンに対してオニール・スチール。モニターに対するシアーズ。BCGに対してディア。ジェミニに対してシグナ。ベインに対するギネス。マッキンゼーについてはマッキンゼー社員が起こした裁判による。

裁判資料を通して、コンサルタントをうまく使うことができずに「損害」を負った企業の姿が分かる。だがそれ以上に、著者たちはこれらの裁判資料を使って、各コンサルティングファームの特徴を見事に描いている。戦略のBCG、IT技術のアンダーセン、組織改革のジェミニ、クライアントに入り込むベイン、「現代のイエズス会士」マッキンゼー。

各コンサルティングファームの特徴をつかむとともに、コンサルタント業一般にまつわる怪しい話、コンサルティングを依頼する際に注意すべき点などが分かりやすく読める。良い本だ。
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