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櫻井弘『上手な話し方の技術』


対人コミュニケーションに関わる軽い本をいくつか買ってきたので、ざっと読んでいくことにする。この本は話し方の技術として、声の出し方のような内容にかかわらない部分と、内容の組み立て方の二つに分かれて書いている。

スピーチについてはサンドイッチの法則というのが目に留まった(p.18-27)。これは自己紹介のようなスピーチで、挨拶・名前を名乗るということから始めて、最後に名前を名乗る・挨拶を繰り返して終わるという形式。一見、再度の名乗り・挨拶は不要なように見える。だがこうすることで人の印象にも残りやすく、またきちんとスピーチが締まる。

内容については、話す事柄を全文書き下しておくのではなく、手元に置けるような4面メモで書くということが解説されている(p.100-111)。これは紙を四つ折りにしたとき、それぞれの面に主題、主題を支える具体例、要点の強調、印象に残る結びを書いておくもの。スピーチの各ポイントとなる事項なので、詰まったらそこを見直せば良いと。

こうしたスピーチの場面ではなく、日常的なコミュニケーションでどう会話をつないでいくかも重要。そうした場面では、相手の思いがけない反応にどう切り替えして応えるかが鍵となる。そうした場面の話(p.86f)はあれど、まさにそれをどうやるかが難しいのではないかと。
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