Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/93-9ea40544

トラックバック

小田切宏之『企業経済学』

企業経済学 (プログレッシブ経済学シリーズ)企業経済学 (プログレッシブ経済学シリーズ)
(2000/05)
小田切 宏之

商品詳細を見る


個人的に気に入っている本。また読み返した。企業という存在を経済学的に分析する本。議論は入門的で分かりやすい。

企業という組織を取る必要がなぜあるのか。すべてを各人の分業、独立一人会社としていることよりもよい経済学的優位性は何か。産業構造における企業間の競争のモデルは。技術革新が果たす役割。多角化やM&A。人事システム。

冒頭の企業組織についての議論はよくまとまっている。企業がなぜ存在するのかを、取引費用の節約、残差権、名声の担い手として様々に提示している。また、トヨタ自動車に代表される「ケイレツ」や、三井・三菱などの緩やかな「企業集団」といった日本によく見られる企業活動の分析が面白い。さらに終身雇用制の経済学的合理性についてもよくまとまっている。終身雇用制の経済学的合理性は、眼からうろこが落ちるような議論だ。

総じて、企業についての「外から」の経済学的分析とはいえ、入門書としてとても分かりやすい。また機をみて読み返すだろう。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://exphenomenologist.blog100.fc2.com/tb.php/93-9ea40544

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。