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ヨゼフ・シュムペーター『経済発展の理論(下)』

経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫)経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫)
(1977/01)
J.A. シュムペーター

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引き続き。企業者利潤、利子の存在根拠、景気の循環についての章。総じて議論はクリアなのだが、利子論は本人も記すとおりかなり分かりにくい。予想される反論に逐一、対応しているためか。利子の源泉をあまりに企業者利潤に置くためか。本当にイノベーションのための投資額に由来する利子と、単に当座資金の融資に由来する利子は果たしてどちらが大きな部分を占めるのだろう。素人目にもすぐ疑念が浮かぶし、この論争はつきない。

イノベーションを機軸としての景気循環の説明は、腑に落ちた。不況期に対する明るい見方。勇気づけられるものだ。それは第一次世界大戦以前のアメリカをモデルとしているからなのだろうか。停滞したヨーロッパに対する、新世界アメリカの姿を。

そういえばイノベーションがなぜ起こるのかについての議論をほとんど見なかった気がする。イノベーションを起こすような、既存の循環にはまらない人間が出てくるのはなぜなのか。それはどんな仕組みによるのか。それが解明されれば、イノベーションを容易にするといった施策も考えられる。それは経済学の議論の枠外なのだろうか。
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